こんにちは Ns宮川です。
高齢者の採血や、点滴に血管確保をするのが難しい。と感じたことって、ありませんか?
1回目失敗・2回目失敗・3回目・・・(もう血管無いよ〜)成功する気になれず、スタッフ交代したい

そんな事は私以外の看護師さんにもあるかなぁ〜?と。
最近の訪問看護で、週3回点滴指示が出たんですが、まさに悪夢!!
初日漏れ・第2日目 数回失敗という結果がでました。
脱水の患者さんだから、血管でてないよね。と、優しい声をかけてくれる看護師さんもいますが、
・・・ダメだこれではダメ!!!利用者さんに申し訳なさすぎる。。。
そこで初心に戻り
良く考え、念の為に
恩師へも相談して万全?の体制で迎えた第3日目・・・・
1回で成功!!
そして第4日目・・1回で成功!
そして第5日目・・・1回で成功!
と、
失敗しなくなりました
失敗することで学ぶ事は沢山ある。と、言われますが、正しく?は、失敗を繰り返して成功した時に学ぶ事が沢山ある!!と、私は思いました。
偉そうに語れる身分ではありませんが、もし穿刺で私みたいに半泣き

になっている看護師さんがいらっしゃれば、少しでも参考になればと思い、成功したポイントをまとめてみます。
高齢者の血管の問題点
・蛇行・動く・張りがない・血管に強度?が無い(一度確保できても、後で漏れる)
成功ポイント
@ 針のキャップは付けたまま、刺す時のデモンストレーションをする。
⇒これにより、自分の手の位置や使用する針の長さなどで、実際に“刺し始めてから”施術に無理のある姿勢か否かがわかる。
A 何度か駆血する。駆血する位置を変える。
⇒1度目の駆血の後、2度目を駆血する時は、10秒程度は待つ。
B 皮膚と血管をほどよく進展させる。
C ゆっくりと刺す。
どうでしょうか?他にも以前から言われれいる“腕を暖める”“腕を下げた状態で駆血する”などもありますが、あえて省きました。今回の私の成功は上記の4つが大きかったと思うからです。
@は血管ばっかり見てると、いざ穿刺し始めると、あれ?自分の手が固定できずに針が上手く進められない!!なんてトラブルを防げます。Bは恩師曰く“そのサジ加減やね”と。私の頭の中は“伸展させすぎると血管内ボリュームが減るので針は入りにくくなるから、極力伸展させずに穿刺したい”でしたが、その考を改めました。そして、その分 角度を付けずに穿刺する。
ちょっと長くなりましたが、今日はこの辺で終了〜。また気づいた事があれば、書いてみようと思います。