先が見えない人生の、終わりが見え始めた多くの人に贈る…?
『不完全終活マニュアル』 その4
終活がスムーズにいくケースで多く見られるパターンは、「逝く人から遺る人への流れが出来ている」というパターンである。
意思表示、情報発信はもちろん、往く人が主体となって動いたケースはスムーズな終活になるようである。親から終活を子に宣言して開始する場合などがそうである。
逆に『子から親へ(親の)終活の話をする』などは結構揉めることが増える。
「私の死を望んでいるの?」などといった常套句で親側が憤怒してしまったり、親側が「まだまだ大丈夫だ」といって、終活が先延ばしになり急に事が起きて、遺る人同士で揉める…なんてことはよく起こる。
終活はいつから始めてもいい。どこから着手してもいい。ただし出来れば、親⇒子といったように逝く人から遺る人への流れは大事にした方がいい。
終活に限らず、流れに逆らうのは大変であるし、そこで大概問題が起こる。先に逝く側の「分かっちゃいるけど…」という気持ちもわかるが、
分かっているなら「自分から」「主体になって」
・伝える
・譲る
・渡す
・引く
・捨てる
等々の流れを守ることである。
『終活は逝く人から遺る人への流れが大事』
今日はここまで。文責 江口
この記事へのコメント
1EA
本人です。カウント用
コメントを書く