先が見えない人生の、終わりが見え始めた多くの人に贈る…?
『不完全終活マニュアル』 その3
「生老病死」とは仏教でいうところの四苦である。人生において逃れられない苦悩のことである。終活を考えるのが億劫になる原因は、人生の苦悩について考える、備えるという側面があるからだ…。
……
「終活」は取っ掛かり易いところから考えるのも一つの方法である。そうすればいずれ全体が見えてくる。終活を考えると、様々なことがリンクしていることが見えてくる。
で、おススメは死から考えてみることである。生老病死は間違いなくリンクしている。が一つだけ確かなことは『死で終わる』ということである。だから、死から考えること≒終わりから考えることは取っ掛かり易いといえる。
『いつまで生きるかわからない』生も老いも病も終わりはあるが、終わりが見えない。逆に死は見えないが確実なピリオドである。
例えば、「お墓」から考えてみるのもいい。自分がどこのお墓に入るのか?入りたいのか?遺族に負担のかからないお墓は?そもそも、お墓がいるのか?等々……、それを決めるだけでも終活はかなり前進する。
死んだあとはどうにも出来ないが考え易い。準備も生老病より準備しやすい。まずは、
『終活を死病老生の順に考えてみる』(終わりから考える)
というのもありかも知れない…。
今日はここまで。文責 江口
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本人です。カウント用
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