先が見えない人生の、終わりが見え始めた多くの人に贈る…?
『不完全終活マニュアル』 その2
終活する当人も含め、関係者同士が互いに意思表示できる時期。それは非常に貴重な期間である。
……
当人が『老』や『病』の状態にある時の「関わり方」には関係者によってかなり差がある。たとえば介護が必要な時期に関わった関係者からすれば、他の利害関係者に何らかの意見や希望、不満があるのが当然である。
思い浮かべれば、当人の家財道具の整理方法を終わった後にとやかく言うのは、たいがいその整理の手伝いをしない人である。手伝いをしていれば、「その場」で言い合いくらいはできる。
手は出さないは口は出す利害関係者…、よく見聞きすることである。
当然利害が相反する場合は揉める。揉めるが、当人が生きているうちに揉めるか、死んでから揉めるかでは全然違う。どうせ揉めるなら早いうち。終活に関して言えば、先延ばしにして良いことなどない。
少なくとも当人が終活にまだ消極的であっても、出来る範囲で周囲は話し合っておくに越したことはない。
お互いの為に、『意思表示が出来るうちに揉めておこう』
※まずは全ての関係者を、お互い早めに認知しておく…。それだけでもだいぶ違う。出来るだけ揉めないために、揉める可能性のある関係者を洗い出す。出来れば終活する当人自身が、それこそ早めにやっておいた方がいいことである…。
今日はここまで。文責 江口
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本人です。カウント用
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