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ドーナツとドーナツの穴 第306回『議論がまだ尽くされていない…』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。

 第306回は『議論がまだ尽くされていない…』

 反対意見の常套句に「まだ議論が尽くされてない」というものがある。

そもそも議論を尽くせるような関係性があるのか?
議論を尽くしてから出た結論が間に合うのか?
本当に議論は尽くされていないのか?

等々……、

よく言われる『反対の為の反対』の場合がほとんどの、
微妙な常套句だと個人的には思う。



 議論が尽くされてなく、論点がまだ残っているならそこを指摘すべきだし、そもそも議論を尽くした結論で間に合う場合は、おそらく議論は建設的になるだろうし、そもそも議論の必要がない場合も少なくない。

多くの場合、議論しなければならないということは、正解が確定していない、わからない、情報が不十分な…などの状況だということだ。



議論を尽くせるような問題なら、議論はそれほど必要ない。
議論を尽くせないような問題だからこそ、熱い議論が必要になる。

コロナ対策などその典型。議論は尽くせないまでも、どこか熱さが足りないように思う。そう思うのは僕だけだろうか…?




「ドーナツ」=『議論を尽くせるような問題なら、議論はそれほど必要ない。』

「ドーナツの穴」=『議論を尽くせないような問題こそ、熱い議論が必要になる。』



 今日はここまで。文責 江口
20230111.bmp
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