『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。
『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。
そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。
第305回は『問題の原因究明とその解決はどちらが重要か?』
問題が起きた時、『原因究明とその解決、どちらが大事か?』と聞かれれば、『両方大事』と答える人が大半だろう。だがこれは質問が少しぼやけている。
問題が起きた時、『原因究明とその解決、どちらが重要(優先)か?』と聞かれれば、どちらかを選択する必要がある。『両方重要(優先)』では答えにならない。
実は『原因究明とその解決、どちらが重要(優先)か?』は答えが出ている。明らかに解決が優先である。重要度は
問題解決≧原因究明
となる。何故なら、原因究明だけでは問題は残ったままだからだ。原因がわからなくてもとりあえず問題が解決すれば人は安堵する。が、原因がわかっても問題が解決していなければ、人は安堵することはない…。
問題解決のための原因究明
問題が解決した後の(再発防止などのための)原因究明
これらはありえる。
問題と関係ない原因究明
原因究明のための原因究明
これらはありえない。
解決を優先すべきときに、原因究明中(原因不明)を理由に解決を遅らせる。
原因はわかっているのに、解決を先延ばしにする。
…、よく見聞きする話。※先延ばしという問題解決法もあるにはあるだろうが…。
原因がはっきりしない時の何らかの解決策(対策)
それが決断を求められる人の考えるポイント。まあ、原因がはっきりしないで起きている事柄=問題なのだが…。人生は決断の連続である。
「ドーナツ」=『『原因究明とその解決、どちらが重要(優先)か?』は答えが出ている。明らかに解決が優先である。重要度は
問題解決≧原因究明
となる。』
「ドーナツの穴」=『原因がわからなくてもとりあえず問題が解決すれば人は安堵する。が、原因がわかっても問題が解決していなければ、人は安堵することはない…。』
今日はここまで。文責 江口
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