第一生命がネット上で販売していた『コロナminiサポほけん』の話。2021年9月1日から一時的に販売が中止されているとのこと。2万人以上が保険に加入していたらしい…。
ちょっと乱暴に計算してみる。
980円で3カ月の保険料だから、1か月換算で約327円
1カ月を30日とすると、一日約11円
一日約11円の保険料で、コロナに感染した場合は10万円の保険金が支払われる保険ということになる。
加入者が2万人とすると、一日あたりの保険料収入は、2万人×11円=22万円
3ヵ月の加入期間で、加入者のうち一日2人を超える人数が感染すると完全に赤字になりそうな状況だ。
※実際は経費等を差し引く必要があるので、もっとシビアな数字になるなのだろうが…。
※加入時期も違うのでもっと大変な状況だと思われる。しかも感染状況が悪化しないと加入者は増えにくい。感染状況が悪化すれば、保険金支給する必要がある確率も高くなる。むっ、難しい…。
※『コロナminiサポほけん』は感染状況に応じて、保険料は増減するしくみになっている。
思ったより加入者が増えなかったのか、思った以上の感染状況になったのか、それとも、利益より「話題」になることを優先した保険だったのか…。はたまた別の理由が…?
それはともかく、
『濃厚接触者と認定を受けて、陰性で無症状なのに自宅待機』
現役世代が上記の状況になると、本人も雇用側を含んだ周囲も結構つらい。零細企業ならなおさらだ。
上記の状況で、ワクチン接種が終了していても、自宅待機期間は現状では短くはならないようだ…。上記の状況は、生命保険や公的保険等で保障されにくい状況なのである。
今日はここまで。文責 江口
この記事へのコメント
1DD
本人です。カウント用
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