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ドーナツとドーナツの穴 第275回『漫画みたいな…』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。

 第275回は『漫画みたいな…』


 メジャーリーグの大谷選手の活躍を「(野球)漫画みたい」「(野球)漫画以上」と評する人がいる。
一人の人間に、エースとスラッガーが宿る。まさに漫画みたいだ。



 「漫画みたい…」とは現実に対していうこと。漫画に対しては使わない。
本物の〇〇のようだは本物ではない。が、その本物ではないものに本物を感じるわけである。不思議なもので、本物でない方が伝わる、伝わりやすいこともある。



 本当、本物、現実…、これらは時に無慈悲である。想像、創作、デフォルメされたものはどこかにゆとりがある。ゆとりは、逃げ道でもあり、もどってこれる現実があるからこそのゆとりなのだ。



 創作物は現実の体験から生み出される。創作物の体験が現実に活かされるのも当然か。漫画みたいな現実によって、また新たな漫画が生まれる。

嘘みたいな現実から、あらたな創作(想像)が生まれ、その創作(想像)から、あらたな現実が生まれる。

現実と虚構(想像)の行き来の中で、現実と虚構がまた先(未来)に進む…。

 


「ドーナツ」=『「漫画みたい…」とは現実に対していうこと。漫画に対しては使わない。』

「ドーナツの穴」=『嘘みたいな現実から、あらたな創作(想像)が生まれ、その創作(想像)から、あらたな現実が生まれる。

現実と虚構(想像)の行き来の中で、現実と虚構がまた先(未来)に進む…。』





 今日はここまで。文責 江口
20230111.bmp
この記事へのコメント
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本人です。カウント用
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