『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。
『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。
そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。
第272回は『どん底』
真にどん底にある人は、そこがどん底かどうかは多分わからない。まだ落ち続けている人に底はわからない。底に落ちてから、そこを底と感じられる状況になっているからどん底と思うわけである。
どん底を感じられる状況になったなら、どん底から少し立ち直っている。どん底にいる最中は、どん底など意識している暇もなく、とにかく何かしている。そうして、もがいて抜け出して後から思い出したとき、あの頃はどん底だったんだと思う。
通りすぎて、どん底を抜け出して、今があるからどん底を感じられる。もしそこが本当のどん底ならば、どん底だと思う余裕はない。どん底だと思えるならば、少しだけ余力や余裕がある。つまりまだ出来ることがあるかもしれない。だから、出来ること、やるべきこと、やった方がいいことをどん底だと思ったときほど真剣に考えた方がいい。
それこそ、どん底だと思う余裕もないくらいに…。そして余裕を感じられた時、どん底を知る。
どん底はそこを抜けた時、思い出されるもの。どん底にいる人もまだ落ち続けている人も感じることはできない。どん底だと思えるなら、多くはないが選択肢があり、やれることがまだある…。
「ドーナツ」=『真にどん底にある人は、そこがどん底かどうかは多分わからない。まだ落ち続けている人に底はわからない。』
「ドーナツの穴」=『どん底だと思えるなら、多くはないが選択肢があり、やれることがまだある…。』
今日はここまで。文責 江口
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