『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。
『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。
そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。
第270回は『自惚れ』
自惚れという言葉が肯定的に使われることは少ない。自分自身に惚れている、自分に自信がある状態のことなのだが、何故か肯定的なイメージが少ない言葉である。「実力以上に自分を評価している」
ニュアンスがあることに起因していると思われるが、結果が出れば自惚れは自惚れではなくなる。
自惚れは途中経過。
自惚れとは逆の状態、自己嫌悪や自虐、自信喪失といった状態もまた途中経過である。一定のけりがつく、状況が着地した時点で初めて「自惚れ」や「自虐」は事実になるということだ。自惚れにしても、自虐にしても、結果次第で真の自信と受け取られたり、謙虚だと受け取られたりすることも多々ある。
自覚的ならば、自惚れも自虐もなんの問題ない。逆に無自覚でも、結果が出たり、状況が前にすすんでいるならば自惚れも自虐もなんの問題もない。つまり自惚れているかどうかなどを気にすることにはほとんど意味はない。
自惚れがパワーになるなら自惚れればいいし、自虐がブレーキや調整機能として働くならそれでいい。自惚れや自虐など、その程度の状態である。気になるなら気にしてもいいが、もっと注目、注力すべき現実があることを知ればいいのである。
「ドーナツ」=『自惚れは途中経過。結果が出れば「自惚れ」は自惚れではなくなる。』
「ドーナツの穴」=『自惚れがパワーになるなら自惚れればいいし、自虐がブレーキや調整機能として働くならそれでいい。自惚れや自虐など、その程度の状態である。気になるなら気にしてもいいが、もっと注目、注力すべき現実があることを知ればいいのである。』
今日はここまで。文責 江口
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本人です。カウント用
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