『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。
『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。
そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。
第265回は『告げ口』
良い告げ口と悪い告げ口があるとする。良い告げ口ならばありで悪い告げ口ならばなしなのか?事はそう簡単にいかない。
告げ口の良し悪しに関係なく、何らかの被害者は出る。まったく被害者のいない告げ口はないということである。
告げ口の良し悪しとその告げ口によって引き起こされる被害の大小を考えると、
良い告げ口で被害が少ない
良い告げ口で被害が大きい
悪い告げ口で被害が少ない
悪い告げ口で被害が大きい
という分類が出来る。
一番の悩みどころは「良い告げ口で被害が大きい」場合ではないだろうか?
※もちろん、良し悪しも大小も主観なので、傍から見れば全く違うかもしれないが、告げ口に関わる当人ならば、多くの場合そうなるだろう。
被害が少なければ、その告げ口は「どうでもよい話」だろうし、悪い上に被害が大きければ、それでもその告げ口に関わるような選択をすることは、よほどの事がなければないからだ。
マスコミにはどこか「メディアを使ったマスへの告げ口」「大々的な密告」といった要素がある。SNSを使った告げ口、誹謗中傷なども同様である。
告げ口によっておこる被害を十分想定すべきである。
被害を想定してさらに、「(文脈を含んだ)事実」が伝わるように尽くすべきである。
告げ口によって誰かの命が失われる、誰かの仕事や職務が失われる…、といったことは決して小さくない被害だと思う…。
「ドーナツ」=『マスコミには「メディアを使ったマスへの告げ口」「大々的な密告」といった要素がある。』
「ドーナツの穴」=『告げ口によっておこる被害を十分想定すべきである。被害を想定してさらに、「(文脈を含んだ)事実」が伝わるように尽くすべきである。』
今日はここまで。文責 江口
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