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ドーナツとドーナツの穴 第262回『終わりが見えた世界』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第262回は『終わりが見えた世界』

 コロナウイルスで終末観、「終わりが見えた」ような感覚を覚えた人もいるかもしれない。だが多分それは、一瞬だけ『地獄の釜の蓋が開いた』ような感覚があっただけだろう。もちろん、今回のコロナで人類が滅びることはない。



 コロナは当然だが、すでに原因が特定されている。で、対処法もある。極論すれば何かの諸事情により、対処によりスピード感を求められているだけだ。コロナで人類が終わることはない。



 未知のウイルス感染症で人類が滅びるためには、

・感染症であるということが特定される前に
・爆発的に感染が広がって、
・ウイルス等が変異して宿主を絶命させるような感染力を失う前に
・宿主である人類に感染しきってしまう

などといったいくつもの「奇跡」が起きる必要がある。そう考えれば感染症で人類が滅ぶのはかなり確率は低そうである。

コロナによって「終わりが見えた(ような感じがした)世界」はまだ終わらないことがはっきりしただけである。



 自分の種の終わりを克明に残せるような状況で終わりは多分来ない。終わりは突然訪れる…。終わりが見えたように思える間は、まだ何か出来ることがあるということである。



「ドーナツ」=『終わりが見えた世界』

「ドーナツの穴」=『コロナによって「終わりが見えた(ような感じがした)世界」はまだ終わらないことがはっきりしただけである。終わりは突然訪れる…。終わりが見えたように思える間は、まだ何か出来ることがあるということである。』



今日はここまで。文責 江口
20230111.bmp
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