豊中 訪問看護は「あったかリハビリ」へ

ドーナツとドーナツの穴 第260回『重力』

『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。

『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。

そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。


 第260回は『重力』

 地球上にいる限り、地球の重力には逆らえない。なのに日常的には重力を意識することはない。
※個人的には体重計に乗ったとき、「月ならば16.7kgか」と思うくらいか。



 地球にいる限りは地球の重力の恩恵を受けている。もちろん恩恵だけではない。何にしても間違いなく重力の影響を受けて生きている。ただ、「なんで地球に重力なんてあるんだ!」と思うことはほとんどない。



 恩恵を受けているとき、その対象については多くの場合無自覚である。悪影響を受けると途端に自覚的になる。



 僕らは無重力を知っている。無重力下ではちょっとした運動で位置を固定したり安定した姿勢を取れなくなる。だから無重力下では、思ったところ、思った姿勢で「ピタっと止まる」方が圧倒的に難しい。



重力があるから不自由に思う。
重力があるから地に足がついている。
重力があるから自由を思える。
重力があるから思ったところで止まることも出来る。
重力に自覚的になるからこそ、重力から自由にもなれる。
重力から自由になると、「停止できる」「静止できる」という自由を失う。
※重力というテーマは好きである。重力に自覚的なわりに体重に無自覚な自分がいた…。





「ドーナツ」=『重力があるから不自由に思う。』

「ドーナツの穴」=『重力から自由になると、「停止できる」「静止できる」という自由を失う。』



今日はここまで。文責 江口
20230111.bmp
この記事へのコメント
19E
本人です。カウント用
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