『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。
『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。
そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。
第259回は『かじる』
聞きかじりの「かじり」の話である。ちょっと耳にしたことでも、全く知らないよりはましだし役に立つ。うっすらとでも何かに「興味を持つ」ことは大事である。
「芸能人格付けチェック」というバラエティ番組で、ワインの味を当てる企画があるが、味見程度でも飲んだ経験があるか、熟成がすすんだワインがどんな味がするかを知識として知っているだけでも当たる確率は上がるだろう。※あくまでも、熟成された価格の高いワインを当てる確率の問題。美味しい(と感じる)かどうかとは全く別問題。
かじった程度で…、と揶揄する向きもあるがそれはその分野を究めた、究めようとしている人からの見地である。当人に「かじった程度」という自覚があるならば、やはりかじらないよりかじった方がいい。ちょっとかじるだけでも感じ方は変わる。
絵画などのには「構図」という概念がある。
名画は構図がわからなくても美しいと思うだろう。
だが、構図があることをかじっているだけでもその絵の美しさは変わる。
さらに、どんな構図を使っているかを知るだけでも、さらにその美しさは深みを増す…。
……
かじらないよりは、ちょっとでもかじっているほうが絶対にいい…。
どうかじるか?どうかじらせるか?かじるは入り口。入らない事には、入ってもらわない事には何も始まらない…。
「ドーナツ」=『かじった程度で…、と揶揄する向きもあるがそれはその分野を極めた、究めようとしている人からの見地である。』
「ドーナツの穴」=『当人に「かじった程度」という自覚があるならば、かじらないよりはちょっとでもかじっているほうが絶対にいい…。どうかじるか?どうかじらせるか?かじるは入り口。入らない事には、入ってもらわない事には何も始まらない…。』
今日はここまで。文責 江口
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19D
本人です。カウント用
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