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ムリ・ムダ・ムラ 第51回『家計の管理』

 「超(スーパー)その日暮らし」の僕にはほとんどない概念が、「家計の管理」である。何故、管理する必要があるのかが、正直あまりピンとはきていない。FPとしては多分ダメである。とはいえ、「入」と「出」くらいはざっくりとは把握している。


 家計を管理したいのならば、『「何のために」家計を管理するのか?』それを知ることがポイントだと思う。例えば、ムダな出費を減らすためだろうか…?、それは家計の管理ではなく、支出の管理、もっといえば短絡的で衝動的な支出をしてしまう「欲」の管理ではないのか?ならば、まず「月にいくら使っているか?」を知ることから始めればいい。

仮に将来的に必要になる金額がわかっているなら、「その分」を先に貯蓄してから、やりくりすればいいだけである。やはり支出、「出」の管理が最初になる。


 家計の収入、「入」は実は管理するというものではなく、多くの場合誰かに「管理」されている。自分でコントロールできる人はそう多くない。「入」を自由自在に調整できるなら、家計の管理はたぶんいらない。「入」が他人に管理されているから、「出」の把握、管理が必要になる。これが多くの人が家計の管理が必要だと思う理由だ。

 家計の管理とは、多くの場合

『他人に管理されている「入」で家計を成り立たせるため、「出」を把握、調整したい』

ということを意味している。
※「入」を自由自在にできるような人生を!!という言葉を聞くと、途端に怪しく感じないだろうか…?
※制限されていないといえば、本来は「入」も管理できるはず…。というのは間違いではないのだろうが…。


 おそらく、出入、特に「出」を管理することから家計の管理は始まる。

身の丈≒入が大きくなってから出を大きくすべきである。
身の丈≒入が大きくなっても出が大きくならなければ、財は残る。


やはりまず管理すべきは、『短絡的で衝動的な支出をしてしまう「欲」』のようである。※とはいえ、「入」も管理≒コントロールできることも知り、努力すべきだとも思う。




今日はここまで。文責 江口
20230111.bmp
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