『ドーナツ』≒意識しているもの、表、機会、建前、見えているもの、認識しているもの…。
『ドーナツの穴』≒意識していないもの、裏、機会損失、ホンネ、見えていないもの、認識していないもの…。
そんな意味合いで捉えてもらえればと思います。実際書きたいことを書いているので、テーマ通りには毎回いかないですが、そこはご容赦を…。
第199回は『明暗順応』
数十年前の目薬のTVCMで、初めて知った言葉である。何故か「金に目が眩む」という言葉がフックになって思い出した。明るいところから急に暗いところに入ると、一時的にものが見えにくくなる。だが、しばらくすると、その暗さでも、ある程度物が見えるというのが暗順応。その逆が明順応。光量の変化に目は自然に対応している。その変化に対応するスピードや、そもそも対応できなくなるのが問題になる。
光量で考えるより、現金な僕は「お金」で考える方がわかりやすい。
ずっと「お金持ち」の人は、「お金がある状態」が常態。
ずっと「貧乏」の人は、「お金がない状態」が常態。
常態が変わらなければ、眩んだり、不安になることは少ない。「急激な増加」「急激な減少」が心を揺らすわけである。
悪銭身に付かず
座敷童の伝説
成金
拝金
等々……、
こういった言葉が示す通り、誰かの持つ金銭の「急激な増減」は心を揺らす。金銭面で
・急激な変化が起こらないようにするか
・急激な変化に狼狽えない心を持つか
お金に惑わされないためには、どうやら、持っている金銭の多寡よりも、やはり「心持ち」の方が問題になるようだ。
「本物のお金持ちは、(お金に対する)心持ちが良い」
「お金を持つと同じく、あるいはそれ以上にお金に対する心持ちを育てよ」
教育、心の準備。お金に対しても不可欠だと思う。
目を慣らす…、という言葉があるが、お金に対しても心を慣らす必要があると思った……。慣れるほどの大金は今だ目に出来ていないが……。
「ドーナツ」=『誰かの持つ金銭の「急激な増減」は心を揺らす』
「ドーナツの穴」=『お金に惑わされないためには、どうやら、持っている金銭の多寡よりも、やはり「心持ち」の方が問題になる』
今日はここまで。文責 江口
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