糖度を(人工的に)上げた果物や野菜は、素材そのものの味といえるだろうか?
新鮮な海鮮を、何もつけずに食べて、果たして「おいしい」と思うだろうか?
※船上で取れたての本当に海鮮を食べるにしても、それには明らかに「潮の味」がついているだろう…。潮の味は素材の味と言えるのか?
あえておいしく、食べやすくするのは、種子を運んでほしい植物くらいしか思いつかない。
結果的に「おいしい」と捕食者に認知されて食べられる頻度が増えるなんてこともあるだろうが…。
※「人の味を覚えた熊」なんてぞっとする。
食べてみないとおいしいかどうかはわからない。そういえば、本当の意味で
「素材そのものの味を味わった経験」
が数えるほどしかない。そして、その経験でおいしいと思った経験も残念ながらない。「(何とか)食べられる」「思ったほど不味くない」というのが、正直な感想だったように個人的には思う…。
今回はこんなところで。