豊中 訪問看護は「あったかリハビリ」へ

猫のこと59 TNR編 捕獲猫のいろいろ。

こんにちは、いつもお世話になっております。
ネコ部長ことシカタです。

今回も猫ボラ活動についてです。
保護猫活動・地域猫活動のボランティアは細々とした仕事があります。
私が目や耳にしたことを少しでも知って、興味を持って頂けたらと思い書かせていただきます。

今回もTNRのことです。

※TNRとは
TNRとは・・Trap 捕獲 Neuter 不妊手術をする Return 元の場所に戻す
のら猫が増えないように、一代限りの命を全うするのを見守りましょうという。
現代の人と外猫の共存の形です。

豊中市の某所で捕獲した猫のことを少々。
今回は、4匹の耳カットのない猫を捕獲器で捕獲しました。TNRのTrapです。


1匹目は去勢手術を受けていたけれど、耳カットがないので耳カットのみ。
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2匹目は停留睾丸で簡単に終わるはずだった、去勢手術が開腹手術になりました。
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3匹目は足を怪我していて、縫合。
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4匹目は茶トラなのでオスかと思いきや、メス。しかも術後、低体温低血圧になり一時危ない状態になりました。捕獲した時に痩せていたので、気にはなっていました。
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野良さん、何も健康状態に問題のない猫はいません。いろいろ抱えながら、なんとか生きている状況なんだろうと改めて思いました。こういう猫に出会うとなんともいえない複雑な気持ちになります。

先日、猫の研修に参加し聞いたお話ですが、野良猫は世界中にいるけど、日本の野良猫は密集している傾向があり、病気も蔓延しやすい状況のようです。病気になった猫は苦しみ亡くなって行くことも知りました。

野良猫が増えすぎることは猫にとっても人にとってもいいことはありません。
TNR活動によって蛇口を〆、不幸な猫を増やさないようにすることはお互いの住環境を脅かさないためにとても大切で、有効な手段です。

まだまだ拙いお手伝いしかできませんが、できること続けたいと思います。
ネコ部長.jpgネコ部長 シカタ