外の猫さんたちは、どんな風に暖をとっているのか?気になります。
室内で生活する猫が20年生きるのも珍しくなくなってきた時代、その中でのら猫さんの寿命は3〜4年と短く、やはり外の環境は厳しいんだなぁと実感します。

先日、千里中央コラボで行われた、ねこのタウンミーティングに参加させて頂きました。
第1部
豊中の猫事情と今後の展望
第2部
猫ボランティア説明会
参加されている方々は猫ボランティアの経験がある方だけでなく、はじめての方もおられ心地よい熱気が流れていました。強制でない雰囲気もよかったです。
一時預かり、猫さんの病院通院などの送迎、TNR(のら猫の不妊手術活動)の実際の活動の紹介がありました。
実際の現場での経験談なんかは、面白かったり、いろいろ考えさせられたり、全部で2時間30分ほどの時間はあっという間に過ぎました。
お話の中で印象的だったのは、
一人一人の力ではすぐ限界がきて、行き詰まってしまう。
広く、無理のない範囲でみんなでやっていかないと続かない。
(自分のやり方はお勧めしない 笑)と。
でも、確実に身を結んでいる。
全国猫の殺処分 平成18年度 228,373頭 平成28年度 45,574頭 (環境省HPより)
目の前の1匹手術しただけで変わらないと思うが、その先の子ども、その先の・・・まで考えると効果は大きい、だから1匹でも目の前のできることをやるのは意味が大きい。
(猫の捕獲はまったく知らない人からみると、怪しくうつる現実も踏まえて)
こそこそやらなくていい。社会問題に取り組んでいるんだと自信を持っていい。
励みになる、こころ強いお話でした。
豊中市の取り組み
・TNR活動の補助金制度(もろもろ条件はあり)あったり、
こんなチラシも作成しているようです。
豊中市保健所 衛生管理課
環境省のもあります
チラシは必要分もらえるようで、街の掲示板などに使う場合はラミネート加工もしてくれるようです。
公的なものだと説得力もありますし、こういう物もうまく活用するのは大切だなぁと思いました。
これは、個人の実感ですが、数字上もそうですが、保護活動が社会にほんとうに浸透してきていると感じます。街を歩けば、耳カットの猫も増えました。保護猫を家に迎えるという選択肢も普通になりました。
真剣に命と向き合い、活動に取り組まれている方々のおかげだと心から思います。
ネコ部長 四方
