豊中 訪問看護は「あったかリハビリ」へ

看護師の仕事への思い

こんにちはNs宮川です。

現在38歳。
准看護師から始まり看護の仕事について早や17年。まだまだ浅いと思うのは、諸先輩ナースが20年・30年&40年と、経歴が長い方が多いからですが、ほんと息が長い専門職ですね。

看護をする事は、何の疑問ももたずに懸命に取り組めるんですが、それ以外の事に参加する事に疑問をもっていました。
例えば、地域の会合など。
それは学生時代でいうクラブ活動・ホームルーム・野外活動的で、今後筆記試験には出ないような事柄です。

でも、それが『必要なことなんだ』と、まじまじと思えるようになりました。
・・・自分の変化が不思議に思うんですがね。。


看護師として仕事するにあたり、足りない事や深めた方がより良い看護ができるようになると研修・講習会へ参加したり、書籍を読んだりする訳ですが、それは直接対象に関わるための『看護』の技を磨く話です。
医療関係や患者さんの周にあるものを、良くしよう〜!と考える事と少し話が違う。

でも、そっちの事も考えるようになって、看護師として働く事が『楽(ラク)』になりました。


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毎年開催されている『豊中市訪問看護利用者作品展』の写真です。



『作品展に来年も出品できるように、頑張りましょう』と、看護師や周りから声をかけられると、しんどくなってしまうと言う利用者さんに、『○○さんの作品を見て、自分もがんばろう・何か作ってみよう』と思って励みになる人がいる事を伝えると、嬉しそうされる様子が伺えました。

この作品展を催す事は、直接看護することでは無いけれど、自宅で病気を持ちながら生活する人の、ほんの少しかも知れないだけど、支えになってるかぁ〜・・・。
そう思えるようになってから、この催しの準備も訪問看護師として仕事する事もラクになりました。

看護の仕事は、白衣の天使という言葉で想像されるより、体力的にも身体的にも重く、しんどい仕事です。
・・他の仕事もそうですかね。
でも、考え方が変わる・・・みかたが変わると、仕事は楽になるかも知れません。

そんな事を実感できるようになった訪問看護の仕事を私は好きですが、看護師の皆さんはどうですか?