豊中 訪問看護は「あったかリハビリ」へ

臨時訪問

こんにちは宮川です。

毎週1回 14時〜15時で訪問看護を受けておられるM様。80歳。
奥さんと二人暮らしです。
訪問看護では、入浴介助や血糖チェック・インスリン注射指導などを行なっています。
毎回訪問時には、体調チェック&色々お話をお聞きします。

昼食は食べれましたか?(と、私が尋ねる)
『うどんやったなぁ』(本人)
『私はパン』(奥様はご飯よりパン派らしいです)
お通じはありましたか?
『うん。あるよ。・・・今日やったかなぁ。昨日やったかなぁ。毎日あるで』(本人)
『トイレ行ってるからあるんやろうね。』(奥様)

と、毎回同じ返答が返ってきます。


この日も同じやり取りの後、バイタルサインもいつもと変わりなく入浴をする事にしました。
ところが・・・
お湯から上がったら急に返答が少なくなり、顔色不良。

大丈夫ですか?気分悪いですか?と尋ねると、
『どうも無いと思う。』(本人)

直ぐにベットに戻り臥床安静。バイタルサインは入浴前と変わり無し。
お水を少し飲んでもらい、どうですか?と尋ねると、
『さっき、凄いしんどかってなぁ〜。』(本人)

いつもはこの後にインスリンを打ちます(介助します)が、今日は夕食前に再度訪問(臨時訪問)して打つ事方が安全だと思い、夕食時間を尋ねると『6時ぐらい』と奥様がおっしゃったので、私は17時に再度訪問する事をつげて一度帰りました。

雨あがりの桜じゅうたん
image (1).jpg

そして17時に訪問すると夕食は済んでました。
『どうしたん?』(本人・妻)

私は、入浴後に体調不良があった事・夕食は18時だと聞いていたので、17時に訪問してインスリンを打つ予定だったことを説明しました。

『そんな事あったん。ご飯もう食べたわ〜。』(本人)
『待っといた方が良かったんやね。ごめんなさいね』(妻)

お二人は、穏やかに・・・そして、あまり困ること無く生活されています。

認知症(・・診断名はついていませんが)看護は、観察力&安全確保に神経を使い、意外と度胸がいります。