豊中 訪問看護は「あったかリハビリ」へ

猫のこと 28 『なつ』のことA

 皆さま、こんにちは。
 ネコ部長こと、あったかOT四方です。
『なつ』こと@の続きです。

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 10月の2週間程の期間、岡町の猫カフェ猫café calmさんより、里親募集中の子猫を一時預かりしていました。写真のしろクロの子猫(♀・4ヶ月)、名前は『なつ』です。
 カームさんに来た時は、保護されてまもなくだったこともあり、名前はありませんでした。我が家で一時預かりすることが決まったとき、夏生まれなので、『なつ』と名づけました。

 昼間は猫café calmで猫・人修行、夜間は我が家で家猫修行をしながら、応募を待つことになりました。

ちなみに、
お店のブログ猫café calm 

いつでも里親募集
いつでも里親募集中(通称;いつ里)


ペットのおうち
ペットのおうち


などで、募集をされていました。
 
 猫を家に迎えたい人は沢山おられるようですが、タイミングなどの問題でなかなか決まらないことも多いそうです。こまめにサイトや地域の猫カフェなどチェックして、縁を待つのも良いのかもしれませんね。猫カフェで募集されている場合などは、面談時に猫と直接会って確認が出来るのでありがたいですね。うちのにゃんずも猫カフェで出会った子たちです。保護された経緯や病歴、性格など飼う前から把握できたのは、大変助かりました。


 さて、本題に戻ります。

『なつ』を我が家に迎えた初日。
 保護をされてたった数日とは思えない貫禄で、我が家を散策。(普通の猫はどこかに隠れて2〜3日は出てきません。)先住猫である、おばニャンずたちからの威嚇攻撃をさほど気にすることなく、お気に入りの場所選び。トイレの確認。おもちゃには我先に飛びつき、おばニャンにもちょっかいを出したり。疲れたら私たちに甘え、ご飯もモリモリ。排泄もモリモリ。
 

 一時保護の期間、猫によっては、本気のケンカで傷つけ合わないようにケージに入れたり、部屋を完全に分けたりと、隔離することの方が多いのですが、『なつ』の場合は、猫との関係性の取り方が抜群に上手く、そんな必要が全くありませんでした。我が家の猫たちも大人になったのもあるとは思いますが(この辺はそのBに書きます)、とにかく『なつ』の適度な距離感の取り方は優秀でした。おかげで想像していたより、楽な気持ちで2週間を過ごすことができました。


 自分からおばニャンたちに寄っていく→威嚇されたら逆なでしない程度に距離を保つ。つぶ・ごろ・マーの中で、一番心の広そうな猫をマーだと見抜き、始めに仲良くなっておく。マーを介して(マーと追いかけっこしている所をつぶ・ごろが観察している)つぶ・ごろとも絡む。次第に、自分が中心になっても威嚇されないようになる。


 また、人に対しても、とても甘え上手でした。文章にするのは難しいのですが、とにかく母性をくすぐられました。“小さいから”だけではない、魅力がありました。
 人たらしでもあり、猫たらしでもある『なつ』の行動はある意味勉強になりました。嫌味なく、懐に馴染んでいく。人間でも難しいですよね。



 おっと、また話が脱線しそうになりました。
そんなこんなで『なつ』との生活、猫模様を楽しんでいましたが、案外早くお別れの時はやって来ました。


『なつ』は我が家に来て、2週間でトライアル先が決まりました。通常だと、短期間で里親候補さんが決まるのは難しいらしいです。保護されたこと自体ラッキーでしたが、『なつ』の幸運はまだまだ続いていたようです。
 
 すっかり情が移ってしまい、『なつ』の旅立ちの日はとても寂しかったです。
スマホに追いやられ、タンスの肥やしになっていたデジカメも取り出し、写真も撮りまくりました。
いい思い出です。

 
 トライアルから2週間後、正式な譲渡が決まったと知らせがありました。
里親さんが『なつ』を大好きになって下さったのはもちろんのこと、先住猫との関係が上手くいったのが決め手だったようでした。

さすが『なつ』!!
心の中で、大きくガッツポーズ&納得。

少しではありましたが、『なつ』の助けになることができて、本当に良かったと思います。
幸せになるんやで〜!!


そのBにつづく。
次回は、先住猫の猫模様を書いていきたいと思います。

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