豊中 訪問看護は「あったかリハビリ」へ

事務長の脱力日記 その20

皆さんこんにちは。
事務長です。

ここ最近、台風がやってきたり、大雨が降ったり、止んでも曇り空だったりと、不安定で気持ちの悪い天気が続いていました。
高校野球も台風の影響で開会式が二日順延になるなど、今後の試合日程が心配になるほどです。

さて話は変わって、先週金曜日8月15日は、69回目の終戦の日でした。

僕は趣味で本をよく読みますが、戦争に関係する本もいくつか読んできました。
その中でも、最も忘れられない物を二つ、紹介しようと思います。

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浅田次郎 著 『日輪の遺産』

『鉄道員(ぽっぽや)』でも有名な浅田次郎さんの太平洋戦争を題材にした小説です。
堺雅人さんやユースケ・サンタマリアさんの出演で映画化もされています。

戦争がテーマの小説というと、兵士そのものや戦場が描かれることが多いですが、この小説で描かれているのは、数十人の学徒動員の少女達です。
小説そのものはフィクションですが、この少女達が遭遇した出来事と最終的に選択した結末は、ただのフィクションとして読むにはあまりにも重いものでした。
今でもたまに読み返す一冊です。

夕凪.jpg
こうの文代 著 『夕凪の街 桜の国』

こちらは漫画ですが、これも田中麗奈さんや麻生久美子さんの出演で映画化されています。

前編と後編の二部構成になっていて、広島の街で被爆した若い女性の10年後と、現代に生きる被爆者家族と被爆二世の姉弟の物語になっています。
人の命を奪うだけでなく、その家族や子供・孫に対しても差別や偏見といった被害まで及ぼし続ける核兵器を心底、恐ろしく思いました。

この二冊は年代問わず、読んで欲しい作品です。
機会があれば是非どうぞ。

『脱力日記』などというタイトルとは、全く方向性の違うブログになってしまいましたが、すみません。

では、今回はこの辺で。

2014年8月18日現在の在籍スタッフ。
看護師3名(女性)
准看護師2名(女性)
理学療法士22名(男性15名・女性7名)
作業療法士6名(男性2名・女性4名)
言語聴覚士2名(男性1名・女性1名)
事務員3名(男性1名・女性2名)
全38名