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猫のこと 23  飼わないことも動物愛護!?

こんにちは、ネコ部長ことOT四方です。

皆さん、猫一匹を終生飼育するのにかかる費用をご存知でしょうか?
ざっと調べた結果を書いていきます。

○購入費用 20万円
譲り受けたり、拾ったりというご縁がなく、購入した場合。
人気猫だと10〜20万


○毎月の飼育費用 5,000円
猫の入手にお金がかからなかった場合でも、飼い始める準備が必要になります。
餌、トイレ、猫砂、水飲み・エサ入れ、爪研ぎ、キャットタワー、猫ベッド、猫じゃらし、ブラシ、掃除用コロコロなど。我が家の場合は、柵・ケージの設置、ゴミ箱など生活用品の買い替えなど、安全に生活出来るための出費も結構あったと記憶しています。

ざっと見積もって2〜3万円以上が迎え入れるための費用として必要となります。


○生涯かかる費用は300万円
ネコは13年〜18年。室内飼いが主流になっているので、寿命は伸びていく傾向です。長い猫だと20年を超えるなんてことも耳にします。
今回は、仮に寿命を18年とした場合の生涯費用で計算しますと、

購入費用:20万円
準備費用:2万円
毎月の飼育費:5000円×12カ月×18年=108万円
診療費:7万円/年×18年=126万円(平均だそうです。猫の健康状態で大きく変わる部分ではあります。)
混合ワクチン接種:5000円×18年=9万円
避妊手術:3万円 (去勢の場合は2万円)
火葬費用:1万円

<合計> 269万円 (多頭飼いの場合は一匹あたりの費用は少し下がります)
いろいろネットサーフィンしましたが、150万〜300万ぐらいはかかると言われていました。

ペットとの暮らしは心安らぐ時間を与えてくれる面ではプライスレス!!幸せを与えてくれます。
しかし、反面、生き物を飼う重大な責任を伴います。

平成21年度環境省の調べによると、保健所等に持ち込まれ殺処分された犬・ネコは約23万頭。日本動物愛護協会のサイトには、「飼わないことも動物愛護!?」という問いかけも掲載されています。住宅事情の変化、飼い主の体力やアレルギーなど諸理由によって飼えなくなるケースが多くあるのも現実のようです。

『飼う』『飼わない』の判断を冷静に出来るため、参考までに。


ゴロ『馬車馬のごとく働けー』
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